MOTHWINGキーボードは、物理キーが44キーしかないため、一般的なキーボードよりもキー数が少ないです。
しかし、一般的には100-110キー程度のキー数が必要とされます。
MOTHWINGキーボードの設計は指の移動距離がタテヨコ1キー以内で収まるキー数という論理に立脚しているため、このギャップを物理的なキーを増やして解決することはしていません。
その代わり、MOTHWINGキーボードでは以下の方法を使用することで、少ないキー数でも快適なタイピングを実現できます。
以下に、MOTHWINGキーボードで使えるキーを増やす方法を紹介します:
- 別のレイヤーにキーを割り当てる
- レイヤーとはHappy Hacking KeyboardにおけるFnキーのようなもので、「レイヤー切り替えキー」を押しながら当該のキーを押下すると別のキーとして認識されるという機能
- レイヤー一つごとに43キーを設定できるため、多数種類のキーを設定できる
- レイヤー切り替えキーと同時押しするのが前提となるため、同時押し数が常に1キー多くなってしまうことがデメリット
- Mod-Tap、またはTap-Holdと呼ばれる論理キーを設定する
- 他のキーと一緒に押すことが前提となるキー(Modifierキー = Ctrl(Cmd),Shift,Alt(Options)キーなど)を増やしたい場合に有用
- レイヤー割り当てと比較すると、同時押しをする数が増えづらいというメリットがある
- 他のキーと同時押しすることが前提となるキー以外には適用できない
これらの方法を使用することで、少ないキー数でも快適なタイピングを実現できます。MOTHWINGキーボードを購入したユーザーの方々は、ぜひ活用してみてください。
タップとホールドで切り替える
レイヤーにキーを割り当てる